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大臣になって戦艦大和を120隻つくる

先日、内閣改造が行われました。私もそろそろ入閣かと意気込んでいたのですが、なぜか声がかかりませんでした。日本にとって大きな損失です。

済んでしまったことは仕方がありませんが、せっかくですので首相官邸のサイトから政府の基本方針を見てみることに致しましょう。

まずは直近の平成29年8月3日の基本方針

これまでの「三本の矢」の経済政策を一層強化し、雇用の改善や賃金アップによる「経済の好循環」を継続することで、デフレからの脱却を目指す。

デフレからの脱却を目指すそうです。

昨年、平成28年8月3日の基本方針はこう。

あらゆる政策を総動員してアベノミクスを一層加速し、デフレからの脱出速度を最大限まで引き上げなければならない。

昨年もデフレからの脱出と言っていました。

一昨年、平成27年10月7日の基本方針はこんな感じ。

政権発足から1000日余り。「三本の矢」の経済政策、戦後以来の大改革に、ひたすらに邁進してきた。その結果、雇用は増え、給料は上がり、もはやデフレではないという状況を創ることができている。

一昨年はデフレではなかったようです。

ちなみに、平成26年9月3日の基本方針はこう書かれています。

長く続いたデフレからの脱却を目指し、経済の再生を引き続き内閣の最優先課題と位置づけ、成長戦略を着実に実行する。

つまり、平成26年にデフレからの脱却を目指し、平成27年にデフレではなくなったのに、平成28年になるとデフレからの脱出速度を最大限にとか言い出したかと思えば、平成29年はデフレからの脱却を目指すそうです。この3年間、一体何をしていたの?とツッコミを入れたくもなります。

だから、私が内閣に入ってあげると言っているのです。

財務大臣兼防衛大臣に就任して、とりあえず戦艦大和を作ります。空母を作るのはいろいろあってダメみたいなので、空母はアメリカに任せて、戦艦を作ります。大砲から弾が出るのがダメというなら、おっさんが飛び出るようにすればよろしい。戦争に使うというわけではありません。神戸まつりで賑やかしに使ったり、よこすか産業まつりで賑やかしに使ったり、いろいろと使い道はあるのです。とりあえず、海に浮かべておいたら「すげー!戦艦大和だ!」ってみんなが楽しんでくれるはずです。それで十分元はとれます。だいたい予算は1隻あたり5兆円ぐらい。

そんな戦艦大和を120隻ほど作れば、直近の基本方針で目標に掲げていた「戦後最大のGDP600兆円」の実現なんてあっという間です。このような見事な政策で日本を救う素晴らしい大臣になるので、阿部慎之助はさっさと電話をかけてくるように。合掌。