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行政大執行

行政代執行という言葉を聞くと、私の頭の中では必ずといっていいほど「行政大執行」と変換されます。グーグルで検索すると「もしかして: 行政代執行」と、やんわりたしなめられます。あほだと思われているのでしょう、失礼な話です。一応、行政代執行であることは承知のうえで、行政大執行を検索しているのです。グーグルにいちいち教えてもらわなくても、そんなことはわかっているのです。

行政代執行というのは、要するに行政が代わりに執行するということです。字面通りです。一方、行政大執行というのは、行政が大きくゴンヌズバーと執行することです。イメージとしては、祭り!そう、祭りです。ちゃーんこちゃんこちゃんこと唄が流れて、みんながガシガシ踊るみたいな。

そして、行政大執行というのは、出血大サービスみたいなもんです。出血サービスだったらなんとなく地味な感じがしますが、出血大サービスだったらなかなかのもんじゃありませんか。どくどくどくどく出血するわけですから、血液が足りない!とかなるんじゃないでしょうか。ぜひ、献血にご協力ください。

出血サービスはそれほど派手じゃないのと同様に、行政執行なんてのはちゃっちいんです。しかし、行政大執行ともなれば、そりゃあとんでもなくものすごいことになります。動員される人員も数百人どころじゃありません。数千人、もしくは数万人の人員が一同に執行します。それぐらいの規模でないと行政大執行とは言いません。

そういうイメージなので、ニュースで「ぎょうせいだいしっこうが……」とか言っているのを聞くと「ついにきたか!」と机に手を置いて、ずばっと立ち上がるような感じになるのです。「ついに、行政大執行が!」「長かった……ようやく、行政が大執行を……素晴らしい!」と芝居じみたこともしてみたくなりますが、実際にはしません。

行政大執行が行われることはありません。あくまでも行政代執行です。それは理屈というか、理性で十分理解しているのですが、いつかどこかで行政大執行が行われるのではないだろうかと期待しているのです。夢を持つのは自由です。ドリーム!そして、ドリーム号というのは、JRバスグループが中心となって運行している夜行高速バスの名称で、 主に首都圏と京阪神地域をつないでいるのです。 1969年の東名高速開業と同時に運行を始め、現在運行開始から48年目となる、いわば深夜バスの王様です。でも、深夜バスの王様といえば「はかた号」ですよね。まあ、いろいろとややこしい。

むりやり話をふくらましたけど、大変なのでこのへんでおひらき。合掌。