ぐわぐわ団

ぐわぐわしたり、もんにょりしたり

私も人の子です

みなさんはご存じないかもしれませんが、私も人の子です。ツチノコではありません。ツチノコというのは、槌(つち)に似た形の胴が太い蛇のような未確認動物のことです。北海道と南西諸島を除く日本全国で目撃情報があるというのに、いまだ生け捕りはおろか、死体すら見つからず、本当にいるの?って感じの生き物です。とはいえ、見つかったところで、お昼のワイドショーを騒がす程度のニュースにしかならないでしょうし、ツチノコによって我々の生活が潤って景気がもっと良くなって、みんなが幸せになるわけでもないことは明らかです。

そもそも、槌に似たなんて表現をしましたが、似てないやん!ってツッコミを入れたくて入れたくて震えます。あの、裁判官が持っている、カンカン!静粛に!ってするのが槌なんですが、ツチノコってあんな形してないですよね!ね!と、誰も本物のツチノコは見たことがないはずなのに、同意を求めてどうするんでしょう。もっと言うと、日本の裁判官は槌なんて持ってないそうです。じゃあ「静粛に!」をどうするのかと言うと、単に「静粛に!」って言うだけみたいです。私は裁判に行ったことがないので本当のところはわかりませんが……と流れで書いたものの、よくよく考えると裁判に行ったことが一度だけありました。

詳しいことは書けないのですが、むちゃくちゃしょうもない揉め事の裁判でした。とある家庭裁判所において、弁護士が二人、裁判官が一人、前でもんちゃちゃ話をしはじめて、数分で終わって解散。「異議あり!」もなければ、「静粛に!」もなし。傍聴人は私も含めて二人でしたから、静粛にも何も、すでに静粛だったのです。裁判って「判決!懲役15年の刑に処す!」みたいなドラマチックなもんだと思っていたのに、私の見た唯一の裁判は「え?もう終わり?」みたいな、実にもんにょり裁判だったのです。

話が猛烈にそれてしまいましたので、もはや軌道修正する気も起きないのですが、とりあえず、突然「私も人の子です」などと言い始めたのには理由がありまして、欲しい本を買おうかどうかず〜〜〜〜〜〜っと悩んでいて、普段は本を買うのは躊躇しないのですが、この本ばかりはあまりのくだらなさに買うべきか否か、もうほんとにどうしようもないぐらいに悩んでしまっていたのです。756円とはいえ、大切なお金です。ドブに捨てるようなことをするわけにはいけません。

でもね、結局「ノストラダムスの大予言」……買ってしまいました。読みます。合掌。

© 2016 ぐわぐわ団