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売僧

知性溢れるブログ、ぐわぐわ団へようこそ!

みなさまを知的でハイクオリティなステージへと誘い、読んだあとにはIQが3ほど高くなる、そんなブログを目指しています。魔法のステージ・ファンシーララじゃありませんが、ステージとはそういうものです。

というわけで、本日の話題はこちら!じゃじゃん!

売僧

この単語、どう読むかはご存知でしょうか?うりそう?ばいそう?私もそう読んでいた頃がありました。雪の降りしきる寒い時です。笠を売りに街に出たのですが、今の世の中、笠はひとつも売れません。それどころか、警察官に「きみ、営業許可証は持っているのか?」と声をかけられまして、そんなものは持っていませんから、あたふたしていたら、「それじゃあ無許可で営業をしていたのか!」とえらい剣幕で怒鳴られるもんですから、とにかく逃げたんですよ。笠も売れず、警察官には怒鳴られる、雪は冷たい、ろくな人生ではありません。帰り道、雪の積もったお地蔵様が並んでいましてね、これは寒かろうと思って、売れ残りの笠をお地蔵様に被せて、帰りました。

「笠の売り上げはいくらだい!売れなかった?笠はどこにやった!お地蔵様に被せてきただと!せっかくの商品をなんてことに使うんだ!なんてことだよ、まったく!」とばあさんに怒鳴られ、ますますろくな人生ではありません。

真夜中、玄関先でがさごそと音がします。ろくな人生ではないのに、空き巣にまで入られたら、それこそとんでもない人生です。それは困るので、とりあえず玄関まで行ってみると、笠を被ったお地蔵様がぞろぞろと。

「こんなんいらんわ」

といって、笠を返品に来ました。おしまい。

途中から、なぜか笠地蔵の話になってしまいました。せめてテンガロンハットでも被せておけばよかったのに、なぜに笠なのかと思うのです。テレビをつけたら、阪神が広島に7点取られてボコボコにされているじゃありませんか。土曜日の昼下がりに適当にブログを書いている(もちろん予約投稿です)今、右上には「セ首位広島vs2位阪神 T糸原プロ初タイムリー 猛追なるか」と煽り文句が書かれていますが、6点差はいくらなんでも厳しいでしょう。

そんなこんなで、話がどっかに行ってしまったので元に戻しますが「売僧」をどう読むのかという話でした。

まいす

と読みます。日本国語大辞典に「人をだましたり、うそをついたりする者。また、人をののしってもいう。売僧坊主。まいすぼん。」と書かれています。

まいすぼん

って何?かわいい。合掌。