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ぐわぐわ団

ぐわぐわしたり、もんにょりしたり

『麦わらぼうし』の焼きそばパン

近鉄百貨店あべのハルカス近鉄本店のイベント『春のパンWeek - 話題の25ショップがあべのに大集合!』で買ったパンがすごかったのです。何がすごかったって、こんなん見たことがないというぐらいの焼きそばパン。

パン屋さんがずらっと並んでいる催事場で、なぜかどでかい鉄板の上で狂った量の焼きそばをじゃんじゃん焼いている人がいたんですよ。パン屋さんのイベントなのに、何をしているんだろうと思っていたのですが、売られている焼きそばパンを見て納得しました。

これだもん。

ラップで包まれています。焼きそばしか見えません。「これが焼きそばパンだ!」と言われても「はい、そうですか」と納得できるわけもありません。

きみはこう言いたいのでしょう

パンはどこだ!

こんなマニアックなネタを挟みたくなるぐらいに、焼きそばがすごいことになっているのです。そして、パンの立つ瀬がありません。実際、ラップをめくって、焼きそばを食べ進めていくわけですが、なかなかパンは出てきません。パンを入れ忘れたと言われても仕方がないと思っていると、ようやく焼きそばの中から埋もれていたパンが姿を現します。焼きたての焼きそばに包まれて、焼きそばエキスを吸いまくっているのでしょう、なんだかわからないのですが、実に美味しかったです。

近鉄百貨店のイベントはすでに終了していますので、このパンがどこで買えるのかと言いますと、京阪電車宇治線の三室戸駅すぐ近くの『麦わらぼうし』というパン屋さんです。

 他にもいろいろなパンがあったのですが、とにかく焼きそばパンのインパクトが大きすぎて、どうしよう……って感じでした。焼きそばパン、とにかく大満足の逸品でした。見るだけでおもしろいので、ぜひ一度三室戸に行かれた際にはお立ち寄りいただければと思います。

焼きそばパンといえば、きんぎょ注意報!において宝石のように扱われ、アニメでは闇取引まで行われたぐらいにすごいものなのです。Kanonにおけるたい焼き、AIRにおけるどろり濃厚ピーチ味が、きんぎょ注意報!では焼きそばパンだったのです。もちろん、きんぎょ注意報!のほうが先に作られた作品です。作品の象徴としてひとつの食べものに固執するという手法の先駆者だったのです、きんぎょ注意報!は。

だから?と言われればそれまでなのですが、きんぎょ注意報!は、焼きそばパンを全国区に広めたすごい漫画であり、アニメであったという事実は無視できないでしょう。その恩恵が、今回の近鉄百貨店のイベントだったのです。そう思うことにしましょう。合掌。

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