ぐわぐわ団

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日米首脳怪談

いくらなんでも無理があります。与太話にしろ限界というものがありまして、とてもじゃないですが日米首脳怪談で文章を書けと言われても、ひゅーどろどろどろ……で、おしまいですよ。稲川淳二が1,000人いても無理。いや、1,000人いてたらちょっと怖いかもしれない。同じ顔でね、同じ背格好で、同じ人が、同じ話をするの。合唱ならぬ、合怪談。なんじゃそりゃ。怪談なんてものは、一人のひとがじんわりと話をするから怖いのであって、舞台の上で1,000人一斉に「まんじゅうこわい」なんて言いだしても、たぶん別の意味で怖いかもしれないけれど、怖くはないと思います。「まんじゅうこわい」は怪談じゃなくて落語ですけどね。

前々から思っていたのですが「首脳」という言葉、ちょっと怖いですよね。だって、脳みそですよ。グラディウスというゲームのラスボスが脳みそなんですけど、気持ち悪かったです。私の頭の中にも脳みそが入っていると思うと、それはそれで、なんだかじんわりとするのです。しわしわのよくわからんのが頭の中に入っているのです。……入っていると思いますよ。レントゲンやCTを撮ったことがないので、入っている可能性は否定できないのですが、そういや「あなたの頭の中には脳みそが入っています!」と医者に言われたことがない。私に脳みそが入っているのでしょうか?と医者に聞いたこともなければ、セカンド・オピニオンを求めたこともない。

実に危険な状況ですよね。頭に脳みそが入っているかどうか、わからないのですから。でも、残念なことに「脳みそがきちんと入っているかどうか、ちゃんと確認してください!」と病院に駆け込んだとしても、脳外科に通される可能性というのは非常に低いわけです。脳外科の先生ではなく、別の先生に診断されるのがオチです。

というわけで、日米首脳怪談というタイトルで文章を書こうと頑張ってみたところ、なぜか脳みそがあるのかどうかを調べましょうという変な展開になってしまいました。せっかくなので、もう少し続けますが、頭蓋骨がやけに分厚くて、脳みそが少ししか入っていないという可能性もあるわけです。逆に、頭蓋骨がめっちょこ薄くて、脳みそがたっぷり入っている可能性もあるわけです。だからどうしたという話です。脳みそがたくさん入っているか、入っていないかで頭の良さが決まるわけでもないようですので、みなさん頑張りましょう。合掌。

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