ぐわぐわ団

ぐわぐわしたり、もんにょりしたり

映画『耳をすませば』の感想文

いきなり何を書き出すかと思われたでしょうが、感想文を書くのです。夏休みの宿題みたいなもんです。この前、金曜ロードショーで放送してましたね。私はりぼんで連載されていた柊あおい原作の『耳をすませば』がとにかく好きすぎて、映画『耳をすませば』の、あのラストがどうにもこうにも好きではなかったのです。原作の漫画は、本当にすっきりした少女漫画なんですが、映画の『耳をすませば』はどこかもんにょりしたところがあるのです。ネタバレもへったくれもないと思うので、今から好き勝手書いていきます。観たことがないという人はぜひ、ご覧ください。原作もぜひご覧ください。Kindleの電子書籍にもなっています。

巨泉の使える英語―学校では絶対に教えない英会話革命

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ここで『耳をすませば』のAmazonへのリンクを貼っておけばいいのでしょうが、ぐわぐわ団らしく『巨泉の使える英語』のリンクにしておきます。 ちなみに、数ヶ月前にきちんと読破したのですが、これっぽっちも内容を覚えていません。使える英語も何も、私自身が英語を使うような環境にありません。

話がそれました。『耳をすませば』の話です。主人公・月島雫がお父さんのお弁当を届けに行くシーンがあるのですが、夏場なんです。にもかかわらず、猫を追いかけて、やたらめったら寄り道をします。途中から、お弁当が腐らないか心配でならなくなります。なんじゃかんじゃあって、お父さんにお弁当を届けるわけですが、お父さんはお弁当、自分は売店でお昼ごはんを食べるのです。お父さんのお弁当は痛まなかったのでしょうか。そればっかり気になります。そして、自分は売店で安全なお昼ごはんを食べる主人公、どういうこっちゃと思います。

そして、なんじゃかんじゃあって、主人公・月島雫は天沢聖司という男に「結婚してくれないか」と言われるのです、15歳で。でも、天沢聖司はこれから先、バイオリン職人になるためにイタリアに10年も行くんです。月島雫は15歳から25歳までの10年間、日本で待つことになります。80歳から90歳までの10年ならわからなくもないですが、15歳からの10年間を飼い殺しとはムチャなことをします、天沢聖司。原作の漫画ではそういう縛りは一切なくて、単に「好きだ」と伝えるだけで、しかもイタリアに行くとかしません。すっきりと終わるのです。一方、映画の月島雫のこれからの10年間を考えると、実にもんにょりするんです。ええのんか、それで。

それよりも、月島雫の父親のセリフ棒読みがどうにかならんかったのかと思います。あれを味があるとか甘やかしたらいかんと思います。声を当てたのはジャーナリストで評論家の立花隆。もうちょっと頑張れ。合掌。

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