ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

落語家ではありません

桂銀淑を落語家だと思っていた人、こんばんわ。ぐわぐわ団のお時間です。

桂米朝を筆頭に、桂枝雀、桂春團治、桂歌丸、桂と付けばなんでもかんでも落語家だと思ったら大間違いなのです。ご存知でしたでしょうか。

桂と付けばなんでもかんでも落語家であるならば、吹けば飛ぶよな将棋の駒に賭けた命がなんとやらの桂馬なんかも落語家になるのです。前に一つ進んでから、斜めに動くというキテレツ大百科な動きをする桂馬ですが、桂馬を制するものは将棋を制す、トリッキーな桂馬の動きを自由自在に扱うことができてこそ、真の棋士となれるのです。そんな桂馬が落語家だったら、それはそれで仕方のないことです。

ウェディングドレスのデザインで有名な桂由美も落語家ではありません。ウェディングドレスのデザインもしながら高座にも上がるなんてすごい人もいたんだなぁと思っていたとしたら、それは思い違いですのでご注意を。ウェディングドレスを見に行くつもりが、天満天神繁昌亭に行ってしまって、落語を見て帰るなんてことになったら、それこそ目も当てられません。注意されることを切に願います。

フォンテーヌ。これはもう、女性用のウィッグのお店で「ノックは無用」という横山ノックと上岡龍太郎が司会をしていた大阪ローカルのトーク番組のワンコーナー「魅惑の変身」でパッとしない観客席のおばちゃんをド派手に変身させてしまうという、わけのわからんコーナーでウィッグを提供していたのが確かフォンテーヌなのですが、ウィッグは別名「かつら」ですから、落語家ではありません。もはや、どこからどう突っ込んでよいのやらさっぱりわかりませんが、そういうことです。

横山ノックと上岡龍太郎と青芝フック、3人で漫画トリオです。パンパカパーン!今週のハイライト!って、こんなことを書くだけで喜んでくれるナウなヤングがこのはてなブログの世界にいるのかどうかわかりませんが、とりあえず書くだけ書いておきます。

阪急電車で嵐山に行くときに、京都線の桂駅で降りて、嵐山線に乗り換えます。桂駅も落語家ではありませんので、お気をつけください。嵐山に行くつもりが、天満天神繁昌亭に行ってしまって、落語を見て帰るなんてことになったら、それこそ目も当てられません。注意されることを切に切に願います。

桂駅からすぐ近くにあるのが桂離宮です。17世紀の初めから中頃までに、八条宮初代智仁親王と二代智忠親王によって造られたもので、日本庭園として最高の名園といわれていますが、落語家ではありません。お気を付け下さい。お疲れさまでした。合掌。