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「試算、試みの計算」という言い回しが気になります

ニュースを見ていると「試算、試みの計算」という言い回しをよく耳にします。わざわざ「試みの計算」と説明をしてくれなくても、「試算」と言ってくれればわかるのですが、なぜか「試算」という言葉にだけは「試みの計算」というおまけが付いてくるのです。不思議で仕方がない。

同音異義語がたくさんあって、どう考えても聞き間違えるというのであれば、説明を加えるのは親切ですが、そんなことをしていると、同音異義語がある単語全部に説明を加えなくてはいけなくなり、めっちょこ大変になります。

「政治家の汚職事件、有権者に御食事券を大量に配る。」この「おしょくじけん」ですが、発音が「汚職事件」と「御食事券」、どちらも全く同じで音で判別することができません。文脈で判断するしかないのですが、いちいち「ごはんを食べることのできるチケット」などと説明を加えていては、それこそエラいことになります。

「あみん」と聞いて、岡村孝子と加藤晴子の2人による音楽グループを思い浮かべる人もいれば、「食人大統領アミン」という映画で有名な元ウガンダ大統領を思い浮かべる人もいるので、きちんと説明を加えないといけない……なんてことになったらそれこそ大変です。ちなみに、大統領だったほうのアミンはアントニオ猪木と異種格闘技戦をする予定だったのですが、反体制派クーデターの影響でお流れになったことがあります。仕方がないので、アントニオ猪木が岡村孝子と加藤晴子の2人による音楽グループのあみんと異種格闘技戦をしようとしたとか、しなかったとか。

それでは、歌っていただきましょう!アミン、人食い大統領と呼ばれた元ウガンダ大統領で「待つわ」!

そんな歌番組、逆に見たい。アミン元大統領の「待つわ」も、もちろん聴きたい。どこかのライブハウスでひっそりと歌うというなら、万障繰り合わせて聴きに行きたい。もちろん、アミン元大統領はすでに鬼籍に入られており、ライブ活動をすることはできないので念のため。残念なことです。

 話がすっとんきょうなことになっているので、しれっと元に戻しますが、「試算、試みの計算」という言い回しはなぜか気になって仕方がありません。意識しなければいいのですが、意識してしまうのです。たぶん「試算、試みの計算」に恋をしてしまっているのでしょう、「試算、試みの計算」と聞くだけで胸がドキドキします、動悸がします、息切れもします。とりあえず救心を飲みましょう。合掌。