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ぐわぐわ団

ぐわぐわしたり、もんにょりしたり

税とは何か

税とは何かを考えます。

その前に「本来お金というものは必要ない」ということを理解する必要があります。どういうこと?と思われるかもしれませんが、食べものなどを全て自給自足できるのであれば、お金は必要ないですよね?自分で全部作ればいいのですから。

AIR

AIR

  • VisualArts Co.,Ltd.
  • ゲーム
  • ¥1,080

 私の大好きな「AIR」も自分で作れるのであれば、お金は必要ありません。とはいえ、自分で「AIR」を作るのは並大抵のことではありません。「AIR」を作るためには、アプリの開発環境が必要ですし、スマホも必要ですし、アイデアも必要ですし、絵も描かねばいけませんし、そもそもパソコンを作る必要がありますが、そんなもん全部自分で作れるほど、私は優秀ではありません。

というわけで、誰かに作ってもらう必要があるのです。もちろん、タダで作ってもらえるわけもなく、何かしらの対価が必要なのですが、その対価が人によって違っていてはややこしいことこの上ないのです。私の家はみかん農家なのでみかんを、僕の家はりんご農家なのでりんごを、私は何もないけど真心で、なんてことをしていては収拾がつかなくなります。

ややこしいので、みんなでお金というモノとモノをつなぐ架け橋を使うことにしたのです。つまり、お金は消費者と生産者をつなぐ媒介物でしかないということを、これまたご理解ください。ご理解ばっかりです。

大切なのは、消費者と生産者とのバランスです。みんながモノが欲しい!モノが欲しい!となって、モノがなくなっても具合が悪いですし、モノが余って仕方がない!となっても具合が悪いのです。ちなみに、モノがない状態はインフレ、モノが余る状態をデフレと言います。ここ20年近く、日本はモノが余って仕方がないのでモノの値段が下がるデフレだったりします。

そして、消費者と生産者とのバランスを取るのが国の役割で、税を取ったりすることでモノを買いにくくしたり、税を減らしたりすることでモノを買いやすくするんです。モノが不足しないように、余らないように。生かさぬよう、殺さぬようじゃないですが、似たようなもんだと思ってください。

さて、だいぶややこしくなってきましたね。ここでもうひとつ、ややこしい話をします。国だけはお金を発行することができるのです。モノが余って仕方がないので、税を減らして消費者がモノを買いやすくして、それでもモノが余っているのなら、国がお金を発行してモノを買えばバランスが取れるのです。バランスと取ることで、みんながニコニコになるのです。

お金を中心に物事を考えるか、モノを中心に物事を考えるか、視点を変えることで本質が見えてくることがあります。つまり、今すべきは増税ではなく減税ということ。今は税を上げるなんてもってのほか。もっと言うと「AIR」は素晴らしいゲームなので、国が補助金を出して、全国民に配布するぐらいでもよいのではないかというのが今回の結論でございます。合掌。

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