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食器洗いが面倒だと思う人はタワー洗いをマスターしましょう

美味しい食事の後、面倒なのが後片付けの食器洗い。盛り付けを全部、紙皿や紙コップを使えば洗う必要はないですが、今流行りのエコではありません。それより、紙皿を使うとめっちょこチープな感じがするのはなぜでしょう。海原雄山の至高のメニューが紙皿で出されたら、どれだけ美味しい料理であろうとも、山岡士郎の究極のメニューに軍配があがることでしょう。比喩表現で無理やり笑いを取ろうとして、びっくりするぐらいに滑りました。よくあることです。気を付けましょう。

使い終わった食器は、水を張った洗い桶に浸けておいて、大きいお皿から洗います。じわじわと塔を作るように、大きいものを下に、徐々に小さいものを積み上げていくのです。そうすると、食器タワーができます。

食器タワーはちょうど水道の蛇口の下に建設しましょう。そして、後は水を流して小物から順にゆすいでいくだけ。蛇口の近くでお箸をゆすいだとしましょう。お箸をゆすいだ水が下に流れ、食器タワー全体をゆすぐような格好になります。お箸をゆすぎ終わったら、上にある茶碗はすでにほとんどゆすがれています。このように、水を無駄に使うことなく、ゆすぎ作業が連鎖的に行われることになるのです。水の節約になりますし、なにより時間短縮効果がすごいのです。

食器洗い機を買えという話ではあるのですが、大家族でもなければそんな大層なものを買わずとも、タワー洗いさえマスターすれば食器洗いなど恐るるに足らずです。

とはいえ、こんなことは食器洗いを常日頃している人であれば、経験則でマスターしていること……ですよね?家事マスター気取りで知ったかぶりでタワー洗いについて書いてしまいましたが、何を今更こんなことを書いているのだ、この人は?と思われてはいないでしょうか。こんなことは安土桃山時代から連綿と受け継がれている常識であり、今更ブログで書く人などこの世におったとは!と、天然記念物みたいな扱いを受けやしないかとヒヤヒヤしております。海原雄山も美食倶楽部の営業が終われば、タワー洗いでもって、食器を洗っているかもしれません。自分で焼いた食器ですから、タワー洗いがしやすいように、きっちり大きさを計算して作っている可能性もあります。

「見ろ、中川!見事なタワーだろう!」と、わけのわからんところで鼻が高い海原雄山ってのも、あんまり想像したくはありません。じゃぶじゃぶ。合掌。