ぐわぐわ団

ぐわぐわしたり、もんにょりしたり

柔らかく生きる

要するに、酢を飲めということです。

 

ただし、そもそも飲酢で体が柔らかくなるのか?という問題が立ちふさがります。そもそも飲酢という言葉があるのかどうかも本来議論すべきところではありますが、いちいち気にしてたら話が進みませんので、飲酢という言葉に関しては「ある」という前提で話を進めていきます。 なかったらないでも構いませんが、ありそうなので「ある」ということにします。なければ腹を切ります、何かの。

飲酢で体が柔らかくなるのかどうか。残念ながら科学的なデータは存在しません。はっきりと言うと、迷信です。酢を飲めば、ぐにゃぐにゃになってしまうのだとすれば、日本愛酢党の党首などは、ぐびぐび酢を飲むわけですから柔らかさはMAX、もはや人として原型をとどめていない可能性があります。

酢で体が柔らかくなると思われるのは、酢の主成分である酢酸に肉を柔らかくする効果があるからと言われています。一方、コーラを飲むと骨が溶けるという迷信もあります。コーラと酢を混ぜ合わせたものを飲めば、肉は柔らかくなり、骨は溶けて、柔らかくなる可能性は否定できません。とはいえ、コーラと酢を混ぜ合わせたものを飲むという行為自体、柔軟な発想を持つ人でないと、できないのではないでしょうか。

何が言いたいのかと言いますと、コーラ酢を飲むことができる人は、柔らかい人であるということなのです。酢で体が柔らかくなるのは迷信、コーラで骨が溶けるのも迷信、迷信に迷信を掛け合わせたところで、迷信が真実になるわけではありません。そんなことは百も承知で、コーラ酢を飲むという行為に及ぶ以上、硬い頭ではできません。

絶対達成不可能な数字を突きつけて「チャレンジだ!」と叫ぶような人に対して、コーラ酢を差し出したところで、「なんだこれは!」と怒り狂うだけです。月100時間の残業ぐらいで文句を言うな!と言い出す人に対して、コーラ酢を差し出したところで、「こんなものが飲めるか!」と叫び出すだけです。せっかくのコーラ酢がかわいそう。体が柔らかくなり、骨も溶ける、最高の飲み物なのに、頭が硬いと何にもなりません。残念なことです。

柔らかく生きる、柔軟な発想というものは、コーラ酢を目の前にして、すんなりと飲むことができるのか、それともできないかによって決まるといっても過言ではありません。いわば、コーラ酢が踏み絵であり、試金石となるのです。さあ、あなたはコーラ酢を前に、ニコッと笑って飲むことができますか?

私は飲みませんよ、まずいから。合掌。

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