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ひさしぶりに「うさぎとぼく」に行ってきました

ひさしぶりに「うさぎとぼく」に行ってきました。突然、カフェっぽい写真をアップして、きゃぴきゃぴるんるんのスイーツな女子大生にでも化けたのかと思われたかも知れませんが、そういうわけではありません。

いきなりだと、何のことだかわからないですね。「うさぎとぼく」は、大阪阿倍野・昭和町にある自家焙煎コーヒーのお店です。築80年の長屋を改装して作られたお店は、ぼんわりとするには実によい空間です。

どうも、今年初めてのうさぼくさん参りだったようで……店主さんがほぼ毎日ブログでいろいろと書いてるのを読んでいるので、なんだかんだで足を運んでいた気になっていたようです。

usaboku-coffee.com

以前から薄々気がついてはいたのですが、上の記事ではっきりしました。

うさぎとぼくは、基本的には「店頭でビスケットやサイダーを売るお店」、たまに喫茶をやってるときがある」くらいのほうが、自分たちもお客様も気持ちも穏やかに過ごせるかなぁ…と。

 カフェとして営業されているのは貴重な時間だったようで、今回、ゴマと豆乳のモンブランと昭和町ブレンドのケーキセットを店頭で食べることができたのは、ちょっとした奇跡だったのかもしれません。そう考えると、なんともありがたい感じ。

夫婦二人で経営されているので、どうしても体調などによってはお店が回らない日もあるようです。でも、そういう事情も全てブログに書いてくれているので、利用する側とすれば、それはもう十分過ぎるほど理解しているのです。無理して体を壊されるより、無理せずゆっくりしてくださいと思ってしまう、お店とお客さんの関係にしては、なんともふんわりした感じ。昔の商店街の八百屋さんやら、魚屋さんとの関係に近いのかもしれませんね。店対人ではなくて、人対人というか。

私自身はもともとが人見知りで、あまりガツガツ来られると引いてしまうタイプなので、昔の商店街の八百屋さんやら、魚屋さんみたいにガツガツされると、ドン引きして逃げてしまいたくなるわけですが、「うさぎとぼく」のご夫婦はありがたい(?)ことに人見知りなので、そのへんはもう実にありがたい距離感を保ってくれます。

おそらく、インターネットを使ったお店としては、私の知る限り一番成功されているお店ではないかと思います。ぜひ、一度お店のブログを読んでみてください。なんじゃここは?と思われることでしょう。そういうお店なのです。

usaboku-coffee.com

もはや伝説として語り継ぎたい、食べログの「代金2割増クーポン」事件なんてのも。ブログも、お店のことより、周辺のお店やイベントの情報、ちょっとしたネタ記事などに力が入っていたりします。ちっともガツガツしてない。

ひさしぶりに行った日が、オープンして5年が経ち、6年目に入る記念日だったようです。無理をせずに、ゆったりと続けていただければと思いました。合掌。