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一万円札の肖像画

福沢諭吉には飽き飽きしているのです。

 

お金持ちの代名詞とも言うべき「おさつ風呂」に入るじゃないですか。そしたら、福沢諭吉が体の隅々までガン見してくるわけですよ。極限までの至近距離から。24の瞳どころか、2億4000万の瞳で、福沢諭吉が私の身体を!隅々まで!舐め回すように!

2億4000万の瞳はさすがに言い過ぎのような気がします。それだけの瞳を集めるのに日本円で一体いくらかかるのか、計算してみようかと思いましたが面倒なのでやんぴにしました。12桁の計算機でもオーバーフローするんだもん。

それはそうと、福沢諭吉が一万円札に登場したのが昭和59年。それから結構な年数が経ってます。これもまた計算するのが面倒なので、各自で計算願います。昭和59年以降「おさつ風呂」に入るたびに福沢諭吉がガンガンガン見してくるんです。最初は新鮮でしたが、だんだん飽きるのも無理はありません。また福沢か……と、ため息をつく日々。みなさん、同じ気持ちではないでしょうか。

この際、一万円札の肖像画を新しくしたほうがよいのではないかと思うのです。ただ、日本を代表する人物で、一万円札にふさわしい人となると、かなり限られてきます。

例えば、文豪・トルストイはどうでしょう。代表作に『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』『復活』などがあり、文学のみならず、政治や社会にも大きな影響を与えており、一万円札にふさわしいのではないでしょうか。実はロシア人というのが玉にきずではあるのですが、面倒なので日本人ということにしちゃいましょう。二重国籍で日本の国籍を持っていたとか適当にでっちあげればよろしい。ロシアが「トルストイを返せ!」と抗議をしてきたら、北方領土と交換すれば万事解決です。自分で考えて、こんなに素晴らしい方法があるんだと感心しきりです。

トルストイで異論があるとすれば、我が師匠ドストエフスキーはどうでしょうか。『老人と海』といったような素晴らしい小説を書かれています。なんせ、名前がドストエフスキーですよ、今、ドストエフスキーが生きていたとして、ライトノベルなんかを書いていたらバランスが悪くて仕方ありません。『ぺよぺよぷーぷーの妹が弟でだめかもしれない事件簿パート3』著・ドストエフスキー。ずっこけます。ロシアが「ドストエフスキーも返せ!」と抗議してきたら、千島列島と交換するなら返還すると応酬すればよいかと思います。

話が政治ブログっぽくなってきたので軌道修正。なにも人間にこだわる必要もないのではないかと思うのです。クールジャパンとかでアニメを世界に!と言っているんですから、それこそ一万円札の肖像画をドラえもんや鉄腕アトムにすれば、世界に対してものすごいアピールができるのではないかと思います。

もちろん、私のオススメキャラはゴルゴ13シリーズの「ラオスのけし」の巻に出てきたバーのバーテンです。

ぜひ、バーのバーテンを一万円札の肖像画に!日銀のみなさん、なにとぞよろしくお願い致します。合掌。