ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

軽食と重食

こないだ、ブッフェの楽しみ方という記事を書きましたが、本音を言うと「ブッフェ=バイキング=食べ放題」の方程式がいまいち馴染まないのです。かなり前の話ですが、新幹線にはビュッフェ車といって、サンドウィッチやカレーといった軽食を出す車両がありまして、そのビュッフェ車の影響で「ビュッフェ=ブッフェ=軽食」という方程式のほうがしっくりくるのです。若い人には何のことやらでしょうか。

それはそうと、軽食というカテゴリーがある以上、重食というカテゴリーがあっても不思議ではありません。というか、あるはずです。なければ作ります。軽食というのは、サンドウィッチやカレーといった、サッと食べられて、お値段もさっくり、という感じです。一方、重食はどのようなものか、じっくり考えてみたいと思います。

……もうちょっと、人類の役に立つようなことをじっくり考えたほうがよいのではないかというご指摘は、この際無視します。

まず、重食の代表。ステーキ!わー、ぱちぱちぱち(拍手)!

写真を載せておきます。めっちょこ美味しかったです!さっき食べたステーキを自慢したかっただけですので、次に進みます。

「流され者」というブログで紹介されていたカツ丼も重食ではないかと思います。カツだけがどどーんとご飯の上に乗っかっているけど、たまごでとじられてないし、生っぽいし、どうしたらいいのかわからないという重苦しい感じ、まさに重食。踏んだり蹴ったりな感じが、さっくりとした文章で綴られているので、ブログの記事そのものは重たくありませんよ、念のため。いつも楽しく読ませてもらっておりました。

そして、キングオブ重食。聞いたことはあるけれど、写真を見たこともなければ、食べたという人が周りにいないお料理、生きたままの猿の頭蓋骨をぱかっと開けて脳みそをすくって食べるという料理。あれ、本当にあるの?誰かの妄想が広まっただけじゃないの?と思いつつ、なんとなく香港のダークなところで食べることができるのではないかという感じが捨てきれない、かといって目の前にそんなもんがあったら、どんよりすること間違い無しの生きたままの猿の頭蓋骨をぱかっと開けて脳みそをすくって食べるという料理。気持ちが重たくなるので重食の中でもキングレベルと思われます。

中国の故事をひっぺがしたら、そんなもん食うな!と思うようなものがたくさん出てきますが、それらもまとめて重食と呼べるでしょうか。文化の違いという点を差し置いても、それはやめておこうよ……というのがたんまり。書きたくてうずうずしてしかたないのですが、確実にグロくなるわ、もんにょりするわで、ろくでもないことにしかならないので、後ろ髪を引かれつつこのへんで失礼致します。合掌。