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魚屋さんの天ぷら300円

百貨店の地下食料品売り場での出来事。いつもは威勢のよい魚屋さんの店員さん、閉店間際だからか、さすがにお疲れのご様子でした。ほとんどの商品が売り切れていて、なぜか売れ残っていたのが天ぷら。

「これ、ふたつで300円でいいよ。さっきまでひとつ300円やったんやで。」

「買います!」

USJでキティちゃんとお話ができるというところに行って、お話をして記念撮影をしたら「記念写真はいかがですか?3000リボンです!」と、聞いたこともないような通貨単位で写真を買いませんか?と言われてしまい、即答で「買います!」と威勢良く返答したことを思い出します。通貨単位は1リボン=1円だったようでホッとしたんですが、1リボンが100円とかだったらどうしようかと思ったのは内緒です。

それはそうと、魚屋さんの天ぷら。やたらとボリュームがあるのに300円。本気で安い。もちろん、めちょんこ美味しかったです。閉店間際の百貨店というのは、こんな感じでわけのわからんディスカウントがそこかしこで発生しており、かなりカオスな空間になっていたりします。お昼間に買ったら結構べらぼうな値段のお弁当も、閉店間際だとコンビニ弁当並みに値下げされていたりします。

どうしてこんなに安くなるのでしょう。閉店間際というのもあるかと思うのですが、上層階でブランド品の売り上げから得られた利益が、地下食料品売り場に還元されているのではないかというのが、私の推測です。ルイヴィトンやボッテガベネタのバッグの利益が、巡り巡って野菜やお惣菜の損失補てんに使われている可能性を否定できません。ヴィトンのバッグにはちっとも興味のない私ですが、地下食料品売り場でお得な野菜やお惣菜を血眼になって探す私は、実におトクに百貨店を活用しているのかもしれません。

あくまでも憶測です。ヴィトンの利益が野菜に化けているかどうかは、正直なところわかりませんよ、あくまでも憶測です。