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マクドナルド理論

かなり旬を過ぎた感のある話題を取り上げます。みんなが「ポケモンGO!」で盛り上がっているところ、ひとり「だっちゅ〜の!」とボケて、きゃっきゃ笑うぐらいの感覚です。「ピカチュウどこにいるの?」と情報を探し回る人がいる一方で、コスモスのガチャガチャの情報を探し回るぐらいの感じかもしれません。

 

素晴らしきインチキ・ガチャガチャの世界?コスモスよ永遠に?

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探してみたら、本まで出てるし……。しかも、Kindle Unlimitedで読めるし。さっそく自分のiPadに配信しちゃったし。世の中、どんなところに需要があるのか、さっぱりわかりません。

それはそうと、旬を過ぎた感のある話題というのは、マクドナルド理論です。聞かれたことのある方は少ないと思いますが、Jon Bellという方が提唱している理論で、内容としてはこんな感じ。

「ランチどこ行く?」と仲間内で悩んでいるときに、「マクドナルド行こう」という言うと、途端に全員が代案を次々出すようになるというもの。

「想定される最低の選択肢」を提示することで、議論を活発化できる。

 マクドナルドホールディングスの株主としては、聞き捨てなりません。ポケモンGO!のせいで、だいたい3,000円いくかいかないか程度だった株価が、マクドナルドがポケストップやジムになるという話が出たせいで、最高値3,875円まで上昇。優待券狙いの株主は降って湧いた株価上昇にほくほくしていたものの、よくよく考えると、店舗がポケストップやジムになったからといって「大したことではない」という事実が判明、株価も元の鞘に納まりました。あの期待感は一体何だったんだと思いました。

それはそうと「想定される最低の選択肢」って何なんでしょう。「ランチどこ行く?」という提案に対して、マクドナルドに行こうなんてのは、かなりハイソサエティでセレブレーションな選択肢ではないでしょうか。軽油でいいのに、ハイオク入れるぐらいの。ただ、ここで「想定される最低の選択肢」の代案を述べるつもりはありません。そんなことをすれば、いたちごっこです。

マクドナルドは想定される最低の選択肢だ、いや、まるまるバーガーこそ想定される最低の選択肢だ、いやいや、まるまる食堂が最低の選択肢だ、となって、どんどん議論が泥沼にはまるうえ、建設的な議論になりません。

「マクドナルド行こう」をきっかけに、いろんな意見やアイデアが出て、議論が活発化するというのは理解できなくもありません。私自身は「マクドナルドに行こう」と言われると「そうしよう」となるので、議論が活発化されることはありません。おそらく、ほとんどの人が私と同じく「そうしよう」と言われるのではないかと思うのです。前のどこかの都知事は割引クーポンを家まで取りに行かせたぐらいでしたからね。

というわけで、マクドナルド理論は闇に葬ることにしました。合掌。