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ぐわぐわ団

ぐわぐわしたり、もんにょりしたり

わたしの本棚

今週のお題「わたしの本棚」

フランスの詩人、ボードレールは部屋に聖書一冊しか置かなかったそうです。本棚を見られると知的水準がわかってしまうからだそうですが……ものすごい自意識過剰ですよね。中島らもが著作の中で思いっきり茶化してこのエピソードを使っていましたが、確かに本棚ってのはその人そのものが表れます。本棚を公開するなんて、そりゃあもう恐ろしいことです。「100万回生きたねこ」と「完全自殺マニュアル」が並んでおいてあったら、なんじゃそのエンドレスループは?となります。高村光太郎の「道程」と「失楽園」が並んておいてあったら、何か間違ってない?と勘ぐりたくなります。

「失楽園」大学生の時に何を思ったのか一人、映画を見に行ったのです。そしたら、横に座っていたおっちゃんが「なんやこの映画、舐めてばっかりや!」と言い放ち、珠玉の名言を頂いたのですが、あの時のおっちゃんのように自分の気持ちに正直に生きたいと思います。

話がすっ飛んでしまいましたが、わたしの本棚です。

本棚らしい本棚がないのです。スチール製の、歯医者さんの待合室にでも置いてそうなマガジンラックが私の本棚になっています。大好きな中島らもの本とか、データブックとかが、ごちゃごちゃに並んでいます。整理しないと写真におさめることも躊躇するぐらい。躊躇したから、イラストでごまかしているんですけどね。

せっかくなので、本の紹介をさせて頂きます。私が文章を書くうえで、参考というか、お手本にしているのが、先ほどから何度か名前が出ているらもさんの文章です。そのらもさんの書かれた本の中でも初期の名著です。 

中島らものたまらん人々 (講談社文庫)

中島らものたまらん人々 (講談社文庫)

 

1987年に出版されたものですが、今読んでもとっても面白いです。ボードレールのエピソードもこの本の「菅原センセの"ここ一番"」に載っています。なぜか、外国語を勉強している方には是非読んで頂きたい話だったりします。本当に30年近く前の本なの?って思うぐらい楽しめますので、未読の方はぜひご覧ください。

今回のお題は難しかったですね。さて、魔法つかいプリキュアを見ましょう。はーちゃん大活躍ですぞ!

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