ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

ぐわぐわ団、EUを離脱へ

荒井注がザ・ドリフターズを離脱したとき以来の衝撃的なニュースでした。

新聞の見出しも「黒字に白抜き、ゴシック体のヨコ見出し」かつ「ヨコ見出しの太さが1段以上」の特大ニュースです。イギリスがEUを離脱することになり、為替は乱高下、株価はダダ下がり、イギリスもエラいことをしてくれたもんです。

こんな衝撃的なニュースにかぶせるようで申し訳ありませんが、わが「ぐわぐわ団」もEUを離脱することにしました。

今までの文章を読んでいただいたらおわかり頂けると思うのですが、私の文章から芳醇なヨーロピアンな雰囲気を感じ取られておられたことでしょう。イギリスっぽさは言うまでもなく、フランスっぽさ、オランダっぽさ、わかる人にはわかってしまうヨーロピアンの風。文章の中に吹いているその風を感じて、ヨーロッパにいかずともヨーロッパ旅行をしたような、そんな文章でした。それはEUに加盟していたからなのです。今回、イギリスとともにEUを離脱することにしましたので、これからはヨーロッパっぽさは幾分減ることになると思いますが、ご了承ください。

世界史でセンター試験を受けたんですけど、ヨーロッパの歴史なんてきれいさっぱり頭のの中から消えてまして、覚えている単語ってのは「ゲルマン民族大移動」ぐらいのもんです。「ゲルマン民族大移動」という単語の持つ力強さって、並大抵の力強さではありません。「ゲルマン民族大移動」よりすごい単語なんてなかなかありませんよ。しかも世界にはいろんな民族がありますが、ゲルマン民族の「ゲルマン」という言葉の持つ音がまずスゴい。「ゲルマン」と口に出して10回言ってみてください。だんだんわけがわからなくなります。そして、単なる移動ではなく「大移動」です。「ゲルマン」な「民族」が「大移動」するんですよ、もう想像するだけでニヨニヨしないわけにはいきません。「ゲルマン民族大移動」。げるまんげるまん言いながらたくさんの人が大移動するさまをご想像ください。

……なんの話でしたっけ?ぐわぐわ団がEUを離脱するんでしたっけ?それは別にもうどうでもいいので、ゲルマン民族大移動だけでも覚えて帰ってください。