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『ディープ・ブルー』を観ました

この前、ご紹介した「負ける技術」の中で紹介されていた「ディープ・ブルー」を、けだるい日曜の午後、J:COMオンデマンドで観ましたよ。お値段216円でした。

ドキュメンタリー映画の真面目なほうの「ディープ・ブルー」ではなく、サメが出てくる人をばくばく召し上がるほうです。

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「負ける技術」の#69 我々にとっての名作から、ステキ文章を少しだけ引用させて頂くと……

いわゆるクラスのリーダータイプの男が、「みんなで助け合って脱出するんだ!」と大演説をかましているまさにその時、背後からサメが現れこのリーダーをムッシャー!と食べてしまう。これだけで私は大歓喜である。

実際に観てみましたが、まんまこの文章の通りでした。「パシフィック・リム」で司令官がみんなの前で演説をして、うわーっと盛り上がるシーンをご存知の方は多いと思うのですが、演説のこれから盛り上がるぞ!という時に、いきなりサメが出てきて司令官をムッシャー!と食べてしまう感じを想像してください。実にもんにょり。

他にも、ヒロインがなんとなく下着姿になってサメをやっつけるシーンとか、そのヒロインが囮となって海にダイビングして、本当に囮にしかならずに終わるという顛末とか、いろいろと見所たくさんです。そもそもあのキャラクターをヒロインと言っていいのかどうかわからんのですが、最後はお亡くなりになりますから、真のヒロインではないのかもしれません。

コックさんがかわいいから、コックさんこそヒロインかもしれません。

映画としては、最初いちゃつくカップルがサメに殺られるのかと思いきや、ギリギリ助かるという肩透かしから始まり、ダレるシーンもあるのですが、そこそこテンポよくストーリーが進みますので、することがなくてどうにもこうにもヒマで死ぬという時にはオススメできるかもしれません。

ディープ・ブルー [Blu-ray]

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負ける技術 (講談社文庫)

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