ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

ソースの二度づけ禁止を禁止せよ

「なんとかをなんとかせよ」みたいなウザいタイトルを付けてしまいましたが、他にも本屋さんに行くとあふれ返っている「なんとかはなんとかしなさい」みたいなタイトルもウザくてかなわんと思ってます。ただし、今回はソースの二度づけ禁止に腹を据えかねているので、ご勘弁願いたいのです。

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最近は串カツが大阪名物となっていますが、こんなのは西成区の新世界が観光地化した頃からの流れで、ずっと大阪に住んでいると、どうして串カツなんかが名物なんだ?と思うのです。新世界が猫も杓子も串カツ屋になり、気がつけば「二度づけ禁止」が有名になってしまいました。まあ、この流れは大阪にたこ焼き以外の名物を作ることになり、多くの人を大阪に呼び込むきっかけになったのですから、それはどちらかと言うと良いことであり、別に串カツが名物になったことに腹を立てているわけではありません。

ウザいのは「ソースの二度づけ禁止」です。ソースが目の前のカンカンになみなみと入っていて、串カツをどぼんと丸ごと浸けて食べろと言うのです。はっきり言いますけど、どぼんと浸けたら衣がソースを嫌というほど吸ってしまって、サクサク感が全部台無しなんです。上の絵に描いたようなソース入れにソースを入れて、ちょこっと上からかけるような感じで食べたほうが、サクサク感も残しつつ、しかも衛生的。むりやり串カツをソースに浸ける意味がわからない。

もっと言うとですよ、「二度づけ禁止」なんて言われて、人間の心理としては「二度づけさせろ!」なんですよ。禁止されたらそれに従うなんてのは善良な真人間のすることであって、私のような負け人間は禁止されたら反抗したくもなるのが常なのです。ゴールデンウィークがもうすぐ終わる日曜日に書いているので、文章が少なからずささくれていますが、こういう人間に二度づけさせないようにするためには、ソース入れにソースを入れて必要な分だけかけるという方法でないと根本的な解決にはなりません。

串カツのサクサク感を楽しみたい方には、付け合わせのキャベツでソースをすくって串カツにかけるという技がありますので、ぜひキャベツをスプーンにする方法をお使いください。