ぐわぐわ団

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おふとん地獄

いつまでたってもおふとんから出ることができない、おふとん地獄。

お腹がすいて、もはや何か食べなければ生命維持すら危ういという状況になっても、べよべよとしかできない、かなり重篤なおふとん地獄の季節です。しかも今年は暖冬と言うこともあり、ユニクロは冬物が売れずに大変みたいですが、こちらも暖冬のせいで、余計におふとんからの脱出が困難を極めているのです。なぜ、暖冬ならおふとんから出られないのか、どういう理屈かわかりませんが、なんとなくわかるでしょう。

少なくとも、お腹がすいて死ぬ直前まで事態が深刻化すれば、おふとんから出る努力をするはずなのですが、心の中では来るはずのないアンパンマンを召喚しようとしているのですから、手に負えません。アンパンマンが来たところで、生きているアンパンを食べる気になるかどうかもわかりません。そもそも彼(アンパンマン)は、何もかぶらずに大空を飛び回っており、顔の表面はPM2.5で汚染されていることでしょう。実に不衛生です。

そんなことをぼんわりと考えながら、おふとん地獄から抜け出すことができず、息を引き取りそうになるのですが、荼毘に付されるのはまだ早いので、死ぬ気でおふとんから出るのです。

死なないために死ぬ気でって、どれだけ矛盾した表現でしょう。世の中は深いです。