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梶井基次郎の檸檬2

昨日は梶井基次郎の「檸檬」の話をするつもりが、なぜか「新世紀エヴァンゲリオン」の話になってしまったという体たらくっぷりを遺憾なく発揮させて頂いたわけですが、今日も再度、梶井基次郎の「檸檬」について言及することに致します。

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そもそも、大正時代にレモンって高級品だったのでは?と思いまして、ネットでしれっと調べてみたのですが、あんまりはっきりと大正時代のレモンの価格がわかるような資料もなく、Yahoo!知恵袋で「500円ほどですね。」という根拠も何にもなくズバッと答えだけが書かれており、なんともやるせなさを感じている次第なのです。

実はこの小説の主人公、借金取りに追われて、お金に困っていたりするのです。にも関わらず、この無駄遣い。よっぽどレモンの価格が安かったのか、それともお金のありがたみがわからないだけなのか。前者であるならば、安いからと言って本屋に放置してもよいという道理にはなりません。食べ物の大切さをきっちりと教える必要があります。アフリカの子どもは今も飢えに苦しんでいるのです。レモンを粗末に扱うなど許されることではありません。そして、お金のありがたみがわからない後者であるならば、それはそれでお金の大切さをきっちりと教える必要があります。アフリカでは今もお金がなくてワクチンを打つことができない子どもがたくさんいるのです。お金をどぶに捨てるような行為は許されることではありません。そして、アフリカの子どもをダシにしていますが、本当はアフリカのことはよく知りません。大学の授業でなぜか「アフリカの政治経済」みたいな授業を取ってしまって、水曜日の1限目というキッツい時間に、教科書は全部英語で書いてあるし、話はわけがわからんしで、毎回毎回睡魔と戦っては負けていたので、知識すら危うかったりします。なんの話かさっぱりわからなくなっていますが、毎回毎回、負けいくさはこんな感じですので、お気になさらずに。