タイトルだけ読むと、なんのこっちゃ？という感じですが……
節約上手な方であれば、赤ペンを片手にスーパーのチラシを穴のあくほど見つめまくって、お得な商品を徹底的にマークしたうえで、買うモノリストを作ってから、お買い物に行かれるのでしょうが、こちとら根が適当なもんで、あんまりそういう下準備もせずに、着の身着のままでスーパーに行って、欲しいモノを買うというか、めっちょ適当にお買い物を済ませてしまうのです。主婦の風上にも置けません。
節約したかったら、新聞代を節約したほうが根本的な節約ではなかろうかという気もしないでもないですが、それはそれとして。もちろん、ウェブチラシを使っておられるならそれはそれとして。
その適当な買い物、レジを済ませて、袋にワサワサと入れる段階で、最初に買ったモノの事などキレイさっぱり忘れていまして、こんなん買ったのか〜と思う始末です。特に野菜。スーパーに入ると、まずは野菜売り場ですからね。適当に買った野菜の事なんて、すぐに頭から消え去るわけです。そういや、ゴーヤーが100円で安かったからカゴに突っ込んだなぁと思い出したり。いちいち引越しの時に押入れから出てきた週刊少年ジャンプみたいな事をしていたら、家に帰る事もできませんので、とりあえずワサワサと袋に入れて、お家に帰ります。
お家に帰ったら帰ったで、ワサワサとモノが入った袋を開けるのですが、最近は暑いじゃないですか、歩いて帰る途中で頭の中が沸騰するので、記憶なんか全部吹っ飛んでしまうのです。健忘症か何かかと心配して頂けるのであればありがたいのですが、特にそのような事ではなく、ただただ暑さが原因です。もちろん、冬になれば冬になったで、寒さで記憶が凍ってしまって取り出せなくなりますし、春やら秋やらの良い気候の時は、頭がほんわかして、これまた記憶がどっかに吹っ飛んでしまいますが、人間の記憶なんてものは実に弱々しいものなのです。長々と書きましたが、買ったモノの事なんて覚えちゃいない、というだけの事です。
ですから、お買い物から帰ったら福袋を開ける気分になるのです。おお、ゴーヤーが入っている！みたいに、とても楽しくなります。
