ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

お金が宗教の国

里山の人形師・九尾さんのブログを読んで、話を広げたくて筆をとりました。

www.coconoodollblog.net

政治家の言葉は、すべて経営者のそれだ。そして国民は、公務員の削減=公共サービスの低下、福祉の自己責任化、を叫ぶ政治家を応援している。

国を語るべき政治家が、国家運営と会社経営をごっちゃに考えて、国家財政に黒字化を求める人だらけになっちゃったもんだから、赤字だ!えらいこっちゃ!と大騒ぎしだして、みんなを不安に駆り立てる。お金がないのは大変だ!と、みんなが不安に押しつぶされる。そんな感じ。

こうなると、お金の取り合いになるんですよね。お金が神様みたいになっちゃって、お金が宗教の国になる。お金を持っている人が偉くて、お金を持っていない人は蔑まれる。困ったことに、お金というのは数字なので、大小はっきりするんです。だから、この人よりお金がある、あの人よりお金がない、ピシッと上下が生まれてしまう。そんな世の中には嫉妬の炎がめらめらと燃え広がり、みんなでなかよくなんて発想も生まれることもなく、ただただ人と比べては嫉妬するみたいな、しょうもないことになるのです。

ただ、日本には神様がいないから、というわけではないと思いますよ。日本には、ちゃんと神様がいるのです。何年か前の紅白歌合戦で神様の事を歌った人がいるじゃないですか。確か、トイレの神様……

じゃなくて!そうじゃなくて!確かにトイレの神様はいるんですが!それを言い出すと日本ってのは神様がいないんじゃなくて、神様がたくさんいる、八百万の神がいる国なんですよ。もう、そこらじゅうに神様がいるの。貧乏にだって神様がいるんですよ、貧乏神ってなんじゃそりゃってなりませんか?でも、大阪には貧乏神を祀った神社もあるんです。こんな感じで、神様がたくさんいすぎて、もうわけがわからないんです。

その大本となるが太陽、おてんとさま、神話で言うと天照大神です。「悪い事をすると、おてんとさまに顔向けができなくなるよ。」という言葉を聞かれたことはないでしょうか。おてんとさまはみんなにぬくぬくを無償で分け与えてくれています。お金なんて関係なく、分け隔てなくみんなに。そんなおてんとさまの下、お金のことでみんながいがみ合うのは、はっきり言って情けないし、おてんとさまに申し訳が立たないと思いませんか?こういう、昔からの教えをきちんと伝えずに、お金が!お金が!ってなるのはどうにもこうにも残念でなりません。

みなさんのお金は私が責任を持ってお預かりしますので、お金を預けた人から、ひなたぼっこをして、お金に左右されない、大らかな気持ちを取り戻してください。そして、私は風になって、お金を預かったまま、いなくなります。合掌。

駅前にいるアンデスの人たち

アンデスの格好をした人たちがアンデスっぽい楽器で「コンドルは飛んでいる」を演奏しているのをよく見かけます。いつから見かけるようになったのかはわかりませんが、10年以上前からずーっと見かけています。あの人たちは一体何なんだろう?と思いつつも、別に調べもせず、検索もせず、今までのんべんだらりと過ごしてきました。

アンデスの人たちに興味がないわけではありません。どうもCDを売っているようです。とはいえ、仮に一枚2,000円するとしても、そんなにたくさん売れるものでしょうか。わざわざアンデスからやってきて、CDを売って歩いて儲かるものなのでしょうか。考えれば考えるほど、謎が謎をよぶのです、アンデスの人たち。CDの販売で生活が成り立っているのかすら疑問です。

そんなの見たことないよ〜という人はいないと思うのですが、少なくとも大阪・梅田周辺ではよく見かけます。アンデスの格好をしていて、「コンドルは飛んでいる」を演奏しているか、ご陽気な音楽を演奏していたりします。

もしかしたら、インカ帝国の復活を目論む闇の組織の情宣活動なのかもしれません。こう考えると何となくつじつまが合うような気がします。ただしこれは、別に調べもせず、検索もせず、今までのんべんだらりと過ごしてきた私の妄想でしかありません。

もしかすると、私だけが知らないのかもしれません。

あのアンデスの人たちが何者で、何が目的で、どこに向かっているのか、私以外の人は全員知っているのかもしれないのです。「あのアンデスの人たちは何者なんだろう?」と安易にブログに書いた途端、「まけもけさん、このネタはヤバい!」「消されるぞ!」「アンデスに歯向かう気か!それは無茶だ!」なんてコメントがズバズバ飛んでくるか、コメントを書くことすら恐れて誰も何も言わないか、どちらかになるのです。ほとんどの人たちが「あー、書いちゃった……」と思ってスルー。

実に恐ろしい世界です。合掌。