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読んで損する楽しいブログ

掃き溜めに鶴

世の中にはいろいろな言葉がありますが、その中でもトップクラスにもんにょりするのが「掃き溜めに鶴」という言葉。つまらないものの中に飛び抜けてすぐれた者や美しい者がまじっていることのたとえです。

まず、掃き溜めがつまらないものと決めつけられていますが、掃き溜めは異を唱えるべきではないでしょうか。なぜ、俺が鶴よりもつまらないのかと。掃き溜めというのは、ごみを掃き集めて捨てておく場所のことです。人間が生活をするうえで、ごみが出るのは必然です。となると、ごみを集めておく場所は必要なのです。こう考えると、掃き溜めはつまらないものではなく、必要不可欠なものと考えることができます。

大昔のゲームの話をしますが、ディープ・ダンジョンというファミコンのゲームがあったんです。日本語訳をすると、深い洞窟。ちょっとばかりもんにょりします。どんなゲームだったかというと、主人公がゴミの山を漁って宝物やパンを探し出すゲームです。扉を開けるときは、必ず足で蹴り開けます。とにかく、ゴミの山を漁らないことには、ゲームが進みません。このゲームでも、掃き溜めがつまらないものどころか、必要不可欠なものであったのです。

一方、鶴です。飛び抜けてすぐれた者、美しい者の例えとなっていますが、鶴がそんなに飛び抜けてすぐれていて美しいかといえば、大いに疑問が残ります。

ちょっと前に話題になりましたが、鶴の頭の赤い部分。頭の赤い部分は羽毛ではなく、皮膚が裸出した細かな肉瘤なのです。そして、肉瘤の赤色は血の色です。そんな鶴の頭のアップ画像をまじまじと見た暁には、たらこやとびこが食べられなくなります。鶴がそんなにすぐれているのか。美しいのか。

 

 

掃き溜めに鶴という言葉を使うときには、掃き溜めが実はつまらなくないこと、鶴が実はすぐれているとはいえないこと、そういう事実を頭に入れたうえで、覚悟を持ってお使い頂ければと思います。

観てない映画ランキングベスト5

突然ですが、私の父親の話。子どもの頃、映画を観に連れて行ってくれたんですが、上映時間とか何にも気にせず行くんですね。今と違って、昔の映画館って入れ替えとかないので、好きな時に入って、好きな時に出ることができたんです。ですから、途中から入って、映画を観て、とりあえずラストまで観ます。また、映画が始まります。途中まで観ると、当たり前ですが、入ってきたところとつながるんです。父親の頭の中で映画がつながりました。じゃあ、おしまい。

ものすごい効率的というか、上映時間に左右されずに自分の間合いで映画を楽しむというスタンスだったのか。物静かな人なので、なぜそういう映画の観方をしていたのかを聞いても教えてくれるかどうかわからないし、勝手に想像していたほうが楽しいので、なんとなく理由は聞かずに今に至ります。

それはそうと、映画の話題。ブログでランキング形式で記事を書くのはどうなの?みたいな記事を読んで、じゃあランキング形式の記事でも書こうかと思い立った次第。これまた寝る直前に眠たいながらパソコンの前に座っているので、お筆先っぽい記事になろうかと思います。

それでは、観てない映画ランキングの発表です。

まず、第1位!

TRiNiDAD DVD セイゴロイド

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第2位!

俺っちのウェディング [DVD]

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第3位!

フォーン・ブース [DVD]

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 第4位!

サマータイムキラー 完全版 [DVD]

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 第5位!

沈黙の戦艦 [DVD]

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 観てないので、どんな映画かさっぱりわかりません。思いつくままに単語を入れて、適当に並べただけです。以上、観てない映画ランキングベスト5でした。